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ダイエットにおいてビタミンB1が大事な理由

おはようございます!ハルキです。

いつもブログを読みに来て頂きありがとうございます。

今回はビタミンB1がダイエットにおいて、とても大事だというお話です。

 

まずは、【ビタミン】とは何かについてお伝えします。

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ビタミンとは、⽣物の⽣存、⽣育に必要な栄養素のうち、炭⽔化物・たんぱく質・脂質以外の有機化合物の総称です。3⼤栄養素のように、エネルギー源や体の構成成分にはなりませんが、 ⾝体の機能を正常に維持するために不可⽋な物質です。

現在、ヒトに不可⽋なビタミンとして13種類あります。必要量はごくわずがなのですが、 ⾷べ物から摂取しないと、それぞれのビタミンに特有の⽋乏症状を引き起こす可能性があります。多くのビタミンは、糖質・脂質・たんぱく質代謝を円滑に⾏わせる潤滑油のような働きをしています。また、⾎管や粘膜、⽪膚、⾻などの健康を保ち、新陳代謝を促す働きに関与しています。

その中でもビタミンBというのは8種類あると言われていて、総称して【ビタミンB群】と呼ばれています。8種類のビタミンB群はすべて3 ⼤栄養素の代謝に関与しています。 3⼤栄養素を分解して最終的にエネルギーを⽣み出す過程ではほとんどのビタミンB群が補酵素としてチームワークで働いているので、8種類のビタミンB群をまとめて⼀緒に摂取することが⼤切になってきます。

その中でも、ダイエットに最も関係するビタミンB群として、今回は特にビタミンB1にフォーカスをして話をしていきます。

代謝について

ビタミンB1糖質の代謝に関わるものなので、これについてまずは触れていくことにします。私たちの主なエネルギー源は糖質です。甘い食品を連想しがちですが、穀類や芋類などに含まれるデンプンも糖質で、胃や腸で分解されて最終的にグルコース(ブドウ糖)になります。グルコースは小腸で血液中に吸収され、一度、肝臓に送られてから血液に吸収されて全身に運ばれます。そして酸素や酵素、ビタミンによって燃焼し、活動するのに必要なエネルギーを生み出します。
肝臓に送られたグルコースの一部は、グリコーゲンにつくり変えられ、余分なブドウ糖は脂肪として蓄えられます。貯蓄されたグリコーゲンは必要時にグルコースに分解され、エネルギーとして利用されます。この働きを代謝といいます。糖代謝にはインスリンが欠かせません。

ストックしたエネルギーのもとを取り出すためには、①解糖系の反応、②クエン酸回路(TCA回路)、③電子伝達系という3つの段階が必要です。ここは全部説明するとなると、これだけでかなり大変なので、簡略化してお伝えします。

① 解糖系

グルコースを分解してピルビン酸を作る過程の中でATPが2つ発生する仕組み。

② クエン酸回路

解糖系で出来たピルビン酸が酸素と反応して活性酢酸(アセチルCoA)となり、オキサロ酢酸とくっついてクエン酸となる。このあと、色んなものに変化しまして、最終的にオキサロ酢酸になります。 これがずっとぐるぐる回っているからクエン酸回路と呼ばれています。

③ 電子伝達系

身体の中の最大のエネルギー生成工場

①は細胞質基質で行われるもので、②と③はミトコンドリアで行われるものです。ミトコンドリアでエネルギーを生成するために必要なものが2つあります。

酸素とビタミンB1

1つは「酸素」です。 これ、みなさま当たり前に酸素を吸ってるから当然だろうと思うかもしれませんが、たくさんの酸素を身体に入れてあげることがとても大事なことなんです。

例えば、短距離走だったり筋トレだったり身体に負荷をかけることはありませんか?そういう時って、息を止めて力を入れたりしますよね?この場合は大きなエネルギーを必要としますが、この場合に使われるのは「解糖系」のエネルギーなんです。

そして、酸素が十分に足りていないのでミトコンドリアでのエネルギー生成に回っていきません。 この場合はどうなるかというと「乳酸」が生成されます。 乳酸の性質の1つとして硬くなるというものがあります。 普段からトレーニングなどせずに筋トレをずっとしたりすると乳酸がたまって筋肉痛になりやすくなります。

そして、もう1つがビタミンB1です。専門用語を出してしまいますが、丁寧にお伝えしていきます。

クエン酸回路に入る前の話ですが、この時に解糖系で作られた2つのピルビン酸を脱水素酵素や脱炭酸酵素が働いて水素や炭酸を奪っていき炭素の数が2つの活性酢酸になる働きをします。その際に起こる酵素反応の1つで「酸化的脱炭酸反応」というものがあります。 これは、ピルビン酸から二酸化炭素が離れる反応のことです。 もちろん勝手に離れていくわけではなくて、これには様々な酵素が関与しています。その際に使われる様々な酵素の総称を「ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体」といいます。 ただ、そのこの酵素を活性化させるためにはチアミンピロリン酸という 補酵素が必要です。

酵素の働きを助けるために無くてはならない存在なのが補酵素です。 身体の中には酵素単体で働くことができるものもあるのですが、補酵素がないと働くことができない酵素も存在するのです。 そして、酵素たんぱく質からできていますが、補酵素はビタミンやミネラルから出来ています。 主に補酵素として働くビタミンが【ビタミンB群】なんです。 ちなみにさっき書いた「チアミンピロリン酸」のチアミンとはビタミンB1のことをいいます。 チアミンピロリン酸とはビタミンB1の活性型なんです。 ここで整理しますね。今までの説明の逆をしていきます。

 

チアミンピロリン酸はビタミンB1の活性型

 

 ↓

 

チアミンピロリン酸がないとピルビン酸ゲヒドロゲナーゼ複合体は活性化しない(働かない)

 

 ↓

 

ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体が活性化しないと酸化的脱炭酸反応が起きない

 

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活性酢酸に変換されないからクエン酸回路が回らない

 

 ↓

 

クエン酸回路が回らないってことはエネルギーが作り出されない

というわけで、エネルギーを作る上でビタミンB1の役割は大きいのです。主にビタミンB1が糖代謝で働きますが、ビタミンB群はエネルギー代謝補酵素として重要な働きをするので、ダイエットにおいても非常に重要な栄養素となります。

ビタミンB群は主に動物性食品(肉、魚、卵、乳製品等)や大豆製品などに多く含まれていますので、積極的に摂っていきましょう!

 

では、今回は以上となります。

ここまで読んでいただきありがとうございました^^

次回の投稿も楽しみにしていてくださいね!