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こんばんは！ハルキです。
いつもブログを読みに来て頂いてありがとうございます。
今回は【ダイエットの定義】について書いていきます。
僕のブログを読みに来てくれている読者さんは「ダイエット」を行なっている人が多いと思うのですが、そもそもダイエットの「定義」はご存知でしょうか？どのような意味でダイエットという言葉を使っているのでしょうか？
多くの人が「痩せること」を目的としてダイエットを行なっているのでしょうが
本来の意味は「痩せること」を指すのでしょうか？
今回こちらを日本のダイエットの歴史から紐解いていくことにします。
日本のダイエットの歴史
〇太平洋戦争終了後
ファッションや食生活が西欧化し、肥満体型の方が増加。
1956 年には高度経済成長期を迎えたため生活が豊かになり、より⼀層肥満体型が
注目されるようになりました。
〇１９６０年代〜
ツイッギーさん来日（イギリスのモデルさん）
当時肥満体型が多かった日本人女性の多くは、美脚でミニスカートを履いている
ツイッギーさんの姿に憧れるようになり過激なダイエットを始めるようになりました。
当時のダイエット目的は「健康」じゃなくてハッキリいいまして１００％見た目
可愛くなるため、綺麗になるため、細くなるためにダイエットをしていました。
〇１９７０年代〜
アメリカでブームになっていた健康器具を使ったフィットネス方式の
ダイエット法が注目を集めるようになりました。
〇１９８０年代〜
栄養バランスが偏った特定のものだけを食べるダイエット法が人気となります。
例）りんごダイエット、こんにゃくダイエット
〇２０００年代〜
ようやく「健康」が重要視されてきます。日頃口にする食事の栄養面に注目し、
不足している栄養をサプリメントで補うようになります。スポーツやダンスなどの
運動を取り入れたダイエット法も注目を集めるようになってきます。
例）ビリーズブートキャンプ
〇ダイエットの定義とは？
僕は日本ダイエット健康協会(JDHA)というところが行っている「ダイエット検定」の
1級に合格しているのですが（何アピール笑）ここの協会のダイエットの定義は
人が本来備えている代謝機能を正常に保ち、日常生活を健康的に送ることができるための適正体重を維持または獲得することを目的として、食事、身体活動その他あらゆる生活習慣などを調整し、心身ともに活性化させること
ということなのですが、ご覧頂ければお分かりの通り
どこにも「痩せる」という定義はないのです。要するにダイエットは
痩せるためにするのではないということ。ダイエット（diet）という言葉を
英語の辞典で調べても痩せるという用語はどこにも出てこないのです。
＜食事療法、規定の食事、食事制限＞といった意味はあるので、現代の世の中で
使われているダイエットの意味はここから派生されたものであり本来の意味から
外れてしまった和製英語なのです。
僕はダイエットにおいて必要なことは正しい知識情報を吸収し続けることと
継続していくこと、1日1日コツコツと積み上げていくことだと考えています。
世の中にはたくさんの情報がありますが、その中の情報のどれが本当に正しい
情報なのかを判断できない⼈が多いですよね。これは情報の送り手の責任も
ありますが、それだけではありません。受け手の私たちにも責任はあるでしょう。
これからの時代は、正しいのかを見抜いていかないといけないですし、そのような力は必要になってきます。
では、いつから「ダイエット＝痩せる」といったような概念に
なってしまったのでしょうか？ 少し考えてみましょう。
〇時代の流れ・流行によったもの
これは特に女性にいえることでしょう。若い人は流行のファッションに
敏感だったりするもの。流行に敏感があるために【外的要因】から、
綺麗に見せたいとか、かっこよく見せたいから細くなりたい！といった
見た目を気にしてダイエットをするようになっていったのではないでしょうか。
〇飽食時代であること
現代は、食に困ることがない時代です。外に出たらコンビニや１００円ショップなどで簡単に食べ物が買えちゃいますよね。さらにはファーストフードやインスタント食品や加工食品、冷凍食品など高カロリーのものなどたくさん販売しています。
このようなモノを食べる機会は増えていくので太っていく人も増えてきます。
それに伴い「痩せないと！」と考える人も増えてくる気がします。
例えばアフリカでは、貧困の地域では飢餓やそれに関する病気が原因で毎日25000人が
亡くなっているようです。さらに、そのうち5歳以下の子どもが14000人を占め、
時間に直すと6秒に1人のペースで子どもが飢えを原因にして亡くなっているそうです。
こういうことを知ってしまうと、食べ物を粗末にしようとはあまり考えられなくなってはきませんか？
大事なのはマインド？ノウハウ？
ダイエットにおいて、マインドとノウハウのどっちでしょうか？
これはもっとも重要なものはノウハウではないです。過去記事でも書いています。
大事なのは【マインドセット】なのです。
「なぜダイエットをするのか？」「ダイエット成功したらどうなりたいのか？」
などなど。このようなことをしっかり決めてからダイエットすべきです。
では、そもそもマインドセットとは何のことを言うのでしょうか？
ダイエットの世間⼀般的なイメージとはこのような感じになってはいないでしょうか？
●頑張ってやるもの
●身体に負荷をかけてやるもの
●我慢をしないといけないもの
ちなみにあなたはこんなイメージを持ったままダイエットやりたいと思いますか？
確かにストイックにやり切る人も中にはいるとは思います。短期間で集中して
取り組むことが出来るかもしれませんが、多くの人は挫折し、継続することが
できないでしょう。
何故ならば、多くの⼈は「頑張って変わりたい！」という気持ちより
『できる限り楽して簡単に結果を出したい』というような楽な方向へ
引っ張られてしまうからです。
結局、短期間で努力して⼀時的に結果を出してもリバウンドをしてしまって
元の体重より増えてしまっているという人も少なくありません。
こうなってしまうと、もう１度頑張ろうとはなかなか思えなくなってしまうし
自己肯定力もどんどん低くなってしまい、自分のことがダメな人間なんだと
思ってしまいます。
ちなみにこのようなことを考える必要は一切ないのです。
今まで自分が失敗だと思っていたことを一度全部手放してしまいましょう。
そして、今の自分のことを認めてあげて全てを受け入れて赦してあげてほしい。
頑張ってやる必要はないのです。身体に負荷をかけてやる必要もないのです。
辛い思いをしてやる必要もないのです。
ダイエットのノウハウ（方法）がもう数え切れないほどあるのと同じように
人も色んな性格・タイプの人が存在します。
あなたに合ったダイエット方法というものが必ず存在するはずなのです。
そんな自分に合うダイエット方法を見つけることが成功のためには
とても重要なことです。そのために行うことが【マインドセット】です。
短期間で集中して⼀時的な結果を出したとしてもその姿は継続しにくいし、
リバウンドをして元の体型より太くなってしまう危険性があります。
そんなダイエットは卒業して一生ダイエットに困らない
マインドと身体を手にしませんか？というのが
僕がお伝えしたい基本的な考えです。
いかがでしたでしょうか？
歴史から紐解いていくとダイエットの定義についても考えやすいなと思うと
まだまだ歴史が浅いということに気が付いて頂きたいのです。
健康に結びついていったのも2000年代から。これからも時代にあったダイエットの
概念が出てくることが予想されていきます。色々なダイエット方法が登場しても
自身の核となるマインド・考え方がしっかりとしていれば惑わされることは
きっとないでしょう。「痩せること」より自身の健康を優先すること、そして
自分自身に合った方法を見つけることが大事になってくるのです。
ここまで読んで頂きありがとうございました！
次の投稿も楽しみにしていてくださいね＾＾
