ダイエットの大敵!?ストレスって本当に悪者なの?
みなさまこんばんは!ハルキです。
いつもブログを読みにきて頂きありがとうございます!
今回は【ストレス】について触れていくことにします。
単刀直入にお聞きします。
『ストレス』って一体なんなのでしょうか?
⽬に⾒えるものではないからかこんなことを⾔われることもあります。
「ストレス?感じたことないです。」
とは⾔いつつも、どう⾒てもストレスがありそうな⼈。
「ストレス?え?なにそれ?」みたいな⼈。
「ストレス?うーん感じてるかすらよく分からないです。」みたいな⼈。
よく分かっていないにしても、「ストレス=悪」だって捉えている人の方が多いでしょう。ダイエットにおいてもストレスは大敵ですからね。これは僕もそう考えています。
でも実は、ストレスって付き合い方によってはプラスに捉えることだって出来ることはご存知でしたでしょうか?ストレスを感じることは決してマイナスな事ばかりではないのです。
前回、前々回と少し難しい話をしてきました。ドーパミン、ノルアドレナリンと話をしてきて、今回はもう1つの三大神経伝達物質である【セロトニン】の話をする予定でした。
ただ、セロトニンの話をする前に一度ストレスの話を挟んだ方が、セロトニンの働きの重要性が腑に落ちるのではないかと考えました。セロトニンはドーパミンとノルアドレナリンのバランスを取るものであり、ストレスコントロールには必須のものなのです。
というわけで、今回は「ストレス」について今一度考えてみましょう。
ストレスとストレッサー
まずはこの違いについて書いておきましょう。
ストレス:外部からの刺激によって受ける緊張状態
ストレッサー:ストレスの原因になるもの
例えば、嫌いな上司に嫌味を⾔われて、⾮常に不愉快な気分になった場合は
- ストレス:嫌な想い、ムカつき、イライラ
- ストレッサー:上司の嫌味
ということになります。ここで見るべきポイントは、ストレスは必ずしも悪いことだけではないということと、一般的に「ストレス」と呼ばれているものが「ストレッサー」なんです。これ、ちょっと「え?そうなの?」って思うところではないでしょうか。でもね、これ雑学的に外で話したらちょっと面倒な感じに思われるかもしれないのでお気をつけくださいませ(笑)
(ストレッサーの分類)
〇物理的ストレッサー
暑さや寒さ、騒⾳や混雑など
〇化学的ストレッサー
公害物質、薬物、酸素⽋乏・過剰、 ⼀酸化炭素など
〇⼼理・社会的ストレッサー
⼈間関係や仕事上の問題、家庭の問題など
(ストレッサーによって引き起こされるストレス反応)
〇⼼理的反応
活気の低下、イライラ、不安、抑うつなど
〇⾝体的反応
体のふしぶしの痛み頭痛、肩こり、腰痛、⽬の疲れ、動悸や息切れ、胃痛、⾷欲低下、 便秘や下痢、不眠など
〇⾏動的反応
飲酒量や喫煙量の増加、過⾷、摂⾷、仕事でのミスや事故など
こんな感じで、基本的なところの説明は以上にして、改めてストレスは悪なのかを考えてみましょう。
先ほども書いた通り、ストレスとは外部からの刺激によって受ける緊張状態な訳です。
- 苦⼿な上司と⼀⽇⼀緒に仕事をする
- パートナーと久しぶりに⼀⽇じゅう⼀緒に過ごせる
- 明⽇からテスト週間で、なかなかテスト勉強が終わらない
- 「あぁ~、明⽇から会社かぁ」と思うこと
- 「いよいよ、明⽇から海外旅⾏だーっ!」と思うこと
これは全て「ストレス」にあたるのです。どうでしょう?嫌な事ばかりではありませんよね?まずは、ストレスが必ずしも悪い事ばかりではないということを頭に入れて欲しいのです。
あとは、スポーツでチームで円陣を組む時などありますよね?
「気合い入れていくぞ!!」みたいな感じで。これって緊張感を持たせて集中力を上げるわけです。こういうのってストレスですよね!ノルアドレナリンが分泌されて集中力が上がり戦闘モードに入るわけです。ストレスを味方につけることで自分のパフォーマンスを上げることができるのです。
でも、このストレスが逆効果になってしまう場面を想像する人は少ないでしょう。なぜそうなってしまうかというと、ストレスを受けることが多すぎるのと、耐性が少なくなってしまっていることが予想されます。これはノルアドレナリンの記事を改めて読んで欲しいところです。
ノルアドレナリンはストレスに対抗するものですが、無限に出続けるものではないので、不足してしまうと対抗できなくなります。その結果、どうなってしまうかというと一気に抑うつ状態とまではいかないものの、ストレスに弱くなってしまいます。
こうならないためにもどうしたら良いのでしょうか?
1つは⽇々⾃分との対話をする習慣をつけることです。最初にお伝えしましたが、ストレスは⽬に⾒えないのです。だからこそ『セルフケア』がめっちゃくちゃ⼤事になってきます。
もう1つが、神経伝達物質のドーパミンとノルアドレナリン、この2つはどちらもストレスに対抗するものなのですが、どちらも無限に出るものではありません。なので、この2つのコントロールをするものが必要になってきます。それが【セロトニン】なのです。セロトニンは司令塔的存在になってきますのでとても重要になります。
ストレスに弱い人はセロトニンが不足している可能性が高いです。ロジカルに言うと、ダイエットの大敵はストレスである。ストレスに弱い人はセロトニンが不足している可能性が高い。なので、ダイエットをするにおいてもセロトニンについては知っておくべきだと僕は考えています。
いかがでしたでしょうか?
今回あえて【ストレス】の話を挟んだことで、より一層セロトニンの働きについてご興味を持って頂ければ嬉しいです!ダイエット成功には食事と運動だけではなく『メンタル』が大事なんだってことを1人でも多くの方に伝えていきたいです。
ここまで読んで頂きありがとうございました!
次の投稿も楽しみにしてくださいね!