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依存体質からの抜け出し方〜ホルモンの見地から〜

 

こんばんは!ショウです。

いつも僕のブログを読んで頂きありがとうございます。

今回は【依存】についてお伝えしていきます。今回の投稿ではホルモンについて名称が出てきます。それについて以前僕のブログで投稿をさせて頂いていますので、ご参照ください。

 

haruharuki2.hatenablog.com

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 依存症ってなーに?

依存症とは、特定の何かに心を奪われ「やめたくても、やめられない状態」になることです。依存の対象は例えば、アルコール、薬物、ギャンブルなどがあります。

依存症の診断には、専門的な知識が必要ですが、特に大切なのは、

  1. 本人や家族が苦情を感じていないか
  2. 生活に困りごとが生じていないか

この2点になってきます。

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<依存の種類>

○物質への依存

アルコールや薬物といった精神に依存する物質を原因とする依存症状です。摂取を繰り返すと、以前と同じ量や回数では満足できなくなっていきます。そうすると、次第に使
う量や回数は増えていき、使い続けなければ気が済まなくなっていきます。自分でコントロールができなくなっていくのです。

○プロセスへの依存

物質ではなく、特定の行為や過程に必要以上に熱中し、のめり込んでしまう症状のことです。

この2つの共通点は

  • 繰り返す
  • より強い刺激を求める
  • やめようとしてもやめられない
  • いつも頭から離れない

などが挙げられます。

依存症の問題点

依存対象のことを大事にしすぎることで、自分や家族の生活に不都合が生じてきます。飲酒や薬物使用、ギャンブルなどの行為を繰り返すことによって脳の状態が変化し、自分で自分の欲求をコントロールできなくなってしまいます。

飲酒や薬物使用、ギャンブルなど、このような行為を第一に考えるようになります。その結果、他のことがおそろかになり、社会生活をしていく上で優先しなければならない色々な活動を選択することができなくなっていきます。その結果、自分や家族の健全な社会生活に悪影響を及ぼす可能性があります。

<悪影響の例>

  • 睡眠や食事が疎かになり、本人の健康を害す
  • 嘘をついて、家族との関係を悪化させる
  • 仕事や学校を休みがちになり、続かなくなる
  • 隠れて借金をしたり、お金を工面するために手段を選ばなくなる

私たちは、生活のなかで色々なことを優先・選択しながら生きています。しかし、依存症になって、脳が報酬を求めてエスカレートした状態になると、正しい選択ができなくなり、生活の中の優先順位が変わっていきます。その結果、本人の身体や心に悪影響を及ぼすのです。

お酒もギャンブルも、一時的にストレスが発散できたり、リラックスできたりするけど、これらができなくなるとその代償として、自分の健康な身体や心が損なわれていってしまうのです。

依存症が進行性の病気で、依存状態が進んでいくと本人だけの問題では収まらず、周りの人を巻き込んでいきます。本人は病気という自覚がない(又は認めない)ことが多く、家族も正しい知識がないままに、誰にも相談できず、なんとか本人の起こした問題の尻拭いをし、隠そうとします。依存症は本人の意思のみでは治すことができないのです。

なぜ、やめられないのか?

これは単刀直入にいってしまえば、コントロール障害(自分の意思でやめられない)になってしまっているからです。人は誰しも、不安や緊張を和らげたり嫌なことを忘れたりするために、特定の行為をすることはあります。ただ、これを繰り返しているうちに脳の回路が変化して、自分の意思ではやめられない状態になってしまうのです。これが依存症です。

周囲がいくら責めても、本人がいくら反省や後悔をしても、また繰り返してしまうのは脳の問題です。意志は関係ありません。依存症は条件さえ揃えば誰でもなる可能性があるし、特別な人だけがなるわけではないのです。

<脳の仕組み>

思考・感情表現ができるのは、脳内神経細胞が情報伝達をしているからです。しかし、依存対象物質(アルコールなど)が体内に入ると、脳に侵入し、情報伝達の働きに影響を与えます。脳内でドーパミンが分泌し、中枢神経が興奮し、それが快感・喜びに繋がります。快感・喜びを脳が「報酬」と認識すると、その報酬を求める回路が脳内に出来上がります。

このような行動が習慣化されると、快楽物質が強制的に分泌されることが繰り返されます。次第に喜びを感じる中枢神経の機能が低下していくのです。こうなっていくと、以前のような強い快感や喜びを得ようと、ますます量や頻度が増えていきます。快感や喜びは感じにくくなり、焦燥感や不安、物足りなさだけが増していきます。まさに負のスパイラル。

このようになってしまうと、ほとんどができなくなったり、もはや自分の意思でコントロールすることが非常に困難になります。本人がやめたいと思っていても、どうにもならないのです。

依存症って治るの?

一言で申し上げるとすれば、回復することは可能です。様々な助けを借りながら、やめ続けることで依存対象物質に頼らない生き方をしていくことは可能です。依存症は慢性疾患であると捉え、しっかりとした付き合い方が大事になってくるのです。やめ続けることに失敗したときは、そこからまたやめ続けることを再開することも大切になってきます。

いったん報酬を求める回路が脳内に出来上がってしまうと、脳を以前の状態に戻すことは難しいです。やめ続ける生活を続ければ、問題ない社会生活を営むことは可能です。どのように依存対象物質を避けるか、触れないかが大事です。

もし、周りに「依存症かも?」という人がいたらこのように接しましょう。ポイントは「本人は自覚なく気づいていない」という場合が多いのです。何度も気持ちだけでコントロールしようとするのですが、失敗が多いでしょう。周囲がいくら根性論で本人を責めても問題は解決しません。また、隠れてやっているのに、もうやめたと嘘をついたり、もうやらないという約束を破ったりしてしまうのも、依存症の典型的な症状です。

正論で相手に接しないことが大事なのです。

 

今回は以上になります。

ここまで読んで頂きありがとうございました!

次の投稿も楽しみにしていてくださいね^^